parkrun巡り②③④

Jog Log

春休みparkrun巡り企画(?)として、毎週どこかのパークランにお邪魔してきました。
前回のWorthing(ワージング)以降、3ヶ所巡ってきたのでレポートしておきます。

3月23日|Horsham parkrun (ホーシャム パークラン)

parkrun巡り2週目は、家から車で20分ほどのSouthwater County Parkで行われているHorsham parkrun。
この公園自体は大きなプレイグラウンドがあったり、池があってスワンボートに乗れたり、子どもを遊ばせるにはもってこいなので、休日にたまに訪れている馴染みのある公園でした。

コースは公園内を通っているPublic Footpath(イギリスの至る所にある「散歩道」)をスタートして、公園内の約2.5kmのコースを2周するもので、ぼちぼちなアップダウンがいくつもあったり、道が狭く急カーブがあったりしましたが、いわゆる「ザ・公園」を走るのでparkrunっぽさがある良いコースでした。
この日は池が増水しておりコースの一部が水濠のようになっていて、臨時迂回路もありました。

置いていかれるMio(長女)

スタート5-10分前くらいには簡単なコース説明と25回、50回、100回と参加したランナーの紹介があり、拍手が起こります。この時の雰囲気がいい感じです。

スタート前の集合。この日は292人のランナーが参加。

Mio、応援します。その1。

1周目。まだ手を振る余裕はあります。

Mio、応援します。その2。

「がんばれー」って言ってます。伝わりませんが。

この日の参加者は292人。ボランティアは37人。
私の結果は、18分43秒、全体2位、年代別(30-34歳男性)1位でした。
前に走っていたお兄ちゃんを1人捉えられず。。。

フィニッシュ近くのカフェでお金を落とします。
(寒くてご機嫌ナナメだったので、ご機嫌とりと応援のお礼にジャンキースイーツを与えます。)

Runny nose

ご満悦。

走り終わった後にいつものプレイグラウンドで遊んで帰りました。
休日の朝から体を動かして、ついでに子どもも遊ばせて、1日活動的に過ごすキッカケになるのも、私にとってはパークランの恩恵と言えそうです。

3月30日|Tilgate parkrun (ティルゲート パークラン)

3週目はこちらもたまに遊びに行くCrawley(クローリー)という町のTilgate Parkという公園でのパークランでした。こちらもまた大きい池とプレイグラウンドがあり、家族連れが多い場所です。

人数が多いので、少し離れた2ヶ所からスタートするので、直後の土手の階段からは微迫力の画が撮れます(撮影:妻)。

嶋津、走ってます。

パンでご機嫌とりながらの応援団。

Mio & Jun
「がんばれー」って言ってます。届きませんが。

割と開けたコースなので周回も見えて、ロケーションとしてはとても良かったです。
アップダウンはそこそこありますが、素敵なコースでした。

フィニッシュ後はチップをもらい、自分のバーコードと共にボランティアスタッフにスキャンしてもらって終了です。
若い世代の子どもたちも多く、丁寧に対応してくれます。

ボランティアの方々のおかげで成り立っています。
皆さんいい顔しているし、いい靴履いてますね。

この日の参加者は573人。ボランティアは49人。
私の結果は、17分56秒、全体2位、年代別(30-34歳男性)1位でした。
またまた前に走っていた青年を1人捉えられず、2位。。。
捕まえられそうだったのですが、ラスト300mくらいは1周目のランナーで混雑していて、追い抜く時に水たまりに入るか、減速するかの2択で、必死だったので水たまりに突っ込んだら思いの外深く、10年ぶりくらいに軽く捻挫しました。だんだん痛くなってきて翌日は歩くのが痛いくらいでしたが、翌々日にはほぼ治っていました。そもそも捻挫はしにくいのですが、我ながら良い治癒力だと感心。

4月6日|Bushy parkrun (ブッシィ パークラン)

ひとまずこの期間ラストの4週目は、parkrun発祥の地、Bushy parkrun!
ロンドン郊外にある公園です。
本当はもう一度海沿いのプロムナードのコースで17分くらいは切りたいなと思っていたのですが、この日はどの場所でも強風の予報だったので、公園らしいところにしよう、どうせならBushy Parkまで行こう!ということで、少し足を伸ばしました。
一足公園に踏み入れた瞬間、今までのパークランとは規模が違うことを察しました。人間がべらぼうに多い。

最初の集合。これでも全然一部。

最初のスタートは広場にズラーーーっと並んで、圧巻のスタート。参加者はなんと1503人!!!

圧巻のスタート。
子どもからおじいちゃんおばあちゃん、withバギー、withわんちゃん、色々な参加の仕方があります。

コースは1ラップで5kmが取れる、さすがのBushy Parkでした。

途中まで2位争いをしていたのですが、ラスト1kmから猛烈な向かい風で息ができず大失速。

妻に「8位!抜かれるよ!」と言われラスト50m

無事にガンだれしました。

前述しましたが、この日の参加者は1503人!ボランティアは65人!
私の結果は、17分33秒、全体8位、年代別(30-34歳男性)1位でした。
年代別1位と言っても、結果を見ると私の1つ前は50-54歳のおじいちゃん(と言ったら失礼ですが)。
その前も45-49歳カテゴリの男性。精進します。。。

この日のDaddy応援団とその後ろで疲労困憊の人。

ボランティアの方の数も充実していました。1ラップのコースだと余計に人が必要で、しかも遠いところまで行かないといけない人がいるにも関わらず、丁寧なガイドとコース上のマーカーなど、パークランとしての質も高かったです。やはり特別感がありました。

ボランティアの皆さんありがとうございました。

まとめ

今回レポートしたパークランはそれぞれいいところがありましたが、やはりBushy parkrunは別格でした。その日何人走るかわからない、ボランティアも何人集まるかわからない(ボランティアは一応事前登録があります)不確定要素が多いイベントに1500人以上の人たちが集い、しかもそれが無料で行われている。
余裕があって、イキイキと生きている人が多くないと、毎週毎週この規模のランナーとそれを支えるボランティアは集まらないでしょう。

一例に過ぎず、偏見も多少入っていることは承知の上で言いますが、平日に仕事で疲れ切って、華金と称して金曜日の夜は帰りが遅くなり、土曜日の朝まで疲れ切っている、みたいな(日本人のような)人が多いと成り立たないと思います。
平日は余裕を持って仕事をこなし、家族との時間を大切にして、金曜日でも多くの人はさっさと家に帰り、11時12時にはだいたいのパブも閉まる。この国だから為せている業、という側面もあるかもしれません。
そういう意味では「文化」の違いと同時に「社会的」な違いもあるのかなと思いました。

かなり私見も入りましたが、パークランの雰囲気はどこもなんだか「素敵」です。
これは間違い無いと思います。

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