今、英国で「駅伝」を通じて日英交流を図るイベントがあります。

The FT Nikkei UK EKIDEN(以下、UK EKIDEN)は昨年(2024年)に第一回大会が開催され、日本の「駅伝」文化を通して人と人とを紡ぎ、さらなる日英交流の実現、英国での日本文化の普及を目的とした大会です。
今回は自身の興味関心に加え、来年以降に勤務校の生徒たちにも国際交流の場としてぜひ関わりを持たせたいという思いを持って、実際に現地で大会の様子を見る機会をいただきました。
いわゆる日本の「駅伝」を想像すると、舗装れた一般道を、先導車や十分なコース誘導と安全管理のもと行われる、一種のロード競技です。
駅伝文化が浸透している日本ではそれが可能かもしれませんが、英国ではそうはそうはいきません。
舗装されていないフットパスや芝生の公園、小川に掛かった橋など、人が走れる道という道を駆使して10区間、114kmというコースが設計されていました。これは主催者の皆様に感服です。
以下、コース写真の一部です。コースマーシャルはほとんどおらず、ところどころにあるサインを手がかりに走ります。(実際、コースを間違えてしまったランナーの方もいたそうです。)



全体的な雰囲気としては、まさに英国と日本が協力しあって大会を創り上げているようで、大会の趣旨である「駅伝を通した日英交流」をそのまま体現しているものでした。
個人的には大会のスポンサーであるASICSの廣田 康人 CEOや林 晃司 CFOはじめ、いらっしゃっていた皆様ともお話できて有難い機会でした。
繋いでくれた友人の植田 翔には感謝です!


来年はこの素晴らしい場を生徒とも共有したいと思います。
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