出場選手・レース
サポート選手
松本 奈菜子 選手(東邦銀行)
1戦目:IFAM ヘント・インドア @ ベルギー・ヘント

日にち:2025年2月1日(土)
会 場:Topsporthal Vlaanderen, ベルギー・ヘント
大会カテゴリ:WA インドアツアー・ブロンズ(C)

1戦目 結果・レース動画
女子400m sh 2組
2着 53秒41(全体5位) ショートトラック日本新記録
リザルトはこちら
2/1 IFAM ヘント インドア(ベルギー🇧🇪)
— Wataru SHIMAZU | 嶋津 航 (@shimapooooo) February 16, 2025
WAインドアツアー・ブロンズ (C)
女子400m sh
松本 奈菜子(東邦銀行)
⑤53.41 ※ショートトラック日本新 pic.twitter.com/vkvUSCMjGe
2戦目:ミーティング・メッツ・モゼル・アスレロール @ フランス・メッツ

日にち:2025年2月8日(土)
会 場:L’Anneau-Halle d’athlétisme de Metz, フランス・メッツ
大会カテゴリ:WA インドアツアー・シルバー(B)

2戦目 結果・レース動画
女子400m sh C組
5着 53秒69(全体14位)
リザルトはこちら
2/8 ミーティング・メッツ・モゼル・アスレロール(フランス🇫🇷)
— Wataru SHIMAZU | 嶋津 航 (@shimapooooo) February 17, 2025
WAインドアツアー・シルバー (B)
女子400m B
松本 奈菜子(東邦銀行)
⑤53.69 pic.twitter.com/NaPOx6sUtZ
サポート内容
今回は東邦銀行陸上競技部の吉田真希子監督からお話しを受け、松本選手のサポートをさせていただきました。
松本選手は大学の後輩なのですが、ちょうど入れ違いで、お互い認識していたもののあまり接点はありませんでした。こういった形でまた巡り合うことができて嬉しかったです。
今回は松本選手の方で出場交渉・確約をもらってから依頼を受けたので、私が行ったサポートとしては、
- 主催者とのやりとり
- システム上のエントリー代行(ベルギー)
- 宿泊手配
でした。
AR(代理人)をつけずに選手本人が出場交渉をする選手(Self Represented Athlete)もいます。
「出場したい」とリクエストを出して、主催者が「いいよ」と二つ返事であれば、Self Represented Athleteでも良いのですが、実際はそうはいかないことが多いのと、交渉以外にも様々なやりとりがあります。
例を挙げると、
- ウェイティングリストに入った後の交渉、催促
- 条件提示後の交渉(Bレースなら可、宿泊費なし、ペーサーなど)
- 走る組やレーンの交渉
- 空港送迎の依頼
- 賞金の支払い手続き
- ペーサーやウェーブライトのペース決定
- 大会ホテル宿泊手配
- 練習会場の利用確認
- コーチのAD手配
- そもそも連絡がつかないときの対応(直接電話をかける、その国の言語で連絡してみるなど)
など、一口にやりとりと言っても非常に多岐にわたります。
私も実際にやっていて、これを試合に出る選手が、不慣れな言語で、試合が近づいてくる状況で行うのはかなり負担だなと感じています。
その部分のサポートをして、選手が目の前の試合に少しでもストレスなく臨める環境を作るのがARの1つの大きな役割です。
また、今回は有難いケースとして、1戦目ベルギー・ヘントの大会で松本選手が女子400mショートトラックの日本記録を更新したので、申請に必要な書類(写真判定、ゼロ・コントロールテストの写真)を大会側に請求する作業もさせていただきました。
今回の1戦目ベルギー・ヘントは自宅からライブ配信で観ていましたが、2戦目フランス・メッツは、他のサポート選手も出場する予定であったため、飛行機のキャンセル等色々ありながら弾丸で行ってきました。
インドアレースはこちらに来てからより身近なものに感じていましたが、よく考えると現地に行くのは私自身初めてでした。
まず、会場にもよりますが、選手が近い!
男子800mくらいの速度だと迫力が凄いです。
200mや400mの場合、この映像を撮っている位置からだと大外6レーンの選手は本当に目の前、手を出せば容易に触れてしまえる距離を通過していくので、ある種の恐怖感さえ覚えました。
この迫力で走る選手たちを観たら観客も興奮するでしょうし、アウトドアの陸上競技と比較して、競技自体が持つエンターテイメント(人を楽しませる)要素が強いと感じました。
また、バンク(傾斜)の強さや、ストレートとカーブの長さ、トラックの硬さ、常設か仮設かなどトラック自体の個体差も、アウトドアと比較すると大きいです。

ここメッツのトラックは常設で、この期間に訪れたトラックの中ではかなり硬く、バンクもきついタイプだったようです。
今回、松本選手は初の個人での欧州遠征だったとのことですが、無事に2戦を終えることができてよかったです。
東邦銀行陸上競技部の吉田真希子監督にも大変お世話になりました。
この時期からバチバチに走ってくる体の一回り大きい選手たちを相手に、特に今年は勝負していく年になると思います。果敢に立ち向かっていきましょう!

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